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2008年6月23日月曜日

Buena victoria o derrota !!其之弐


準々決勝 6月21日 オランダ1-3ロシア 延長戦で決着


世間様からしたら、なんとも言えない大番狂わせだったようですね。
まぁ、俺から言わしてみれば、決して大番狂わせではなかったのですが。
ルーマニアにしてもロシアにしても、守る物が何もなく、あまり期待もされず
売れっ子タレントも、これといっていない・・・・
強い国特有の戦術セオリーなんて関係ない、
こういう国が一番リスクを冒してブッこんでくる。そういうもんですよ。

まさにこの試合はその象徴でしたね。

まぁでも、ロシアチームの疲労と若さゆえのナーバスな一面が後半終了間際に出てしまい、
セットプレーからオランダのファン・ニステルローイに失点を許し、
1-1のまま2日連続の延長戦に突入しました。

延長に入ってからのオランダは完全に足が止まってましたねぇ。プライドの裏返しでしょうか?
守る物が何もないロシアの選手たちは軽やかにピッチ上を走り、
ボールの回りも良かったですよ。点が入る「締めと巻き」のサッカーをしていましたよね。


オランダは2連勝の後、ルーマニア戦で主力を休ませ、休養十分なはずなのに、
なぜか動きが悪かったように思います。自慢のサイドアタック、カウンターも不発で、
軸の2列目がFWを追い越す動きもほとんどなかったですね。



勝ち続きの国こそ、短期決戦だからこそ、
主力を休ませるべきではないと思いましたね。

ポルトガルにしても同じことが言える、と思いますよ。



メンバーをあまり代えず、同じ流れを保ち続けるのが短期決戦では、
重要なのではないでしょうか?



準々決勝 6月22日 スペイン0-0イタリア スペイン (4-2) PK戦勝ち



一番見るのを楽しみにしていた試合でした。
死のC組から勝ち上がった国とスペインがどう戦うのか?
俺達の回りでもこの試合の話題で持ち切りでした。


優勝候補同士の直接対決ですもんね、俺達の予想通り両者一歩も譲らぬ守り合いとなり、
前後半90分、延長前後半30分を戦い0-0でPK戦に突入しました。


前半は、例によって守りを固めるイタリアと、パスをまわすスペイン、
両者お決まり!ってな感じで始まった試合の中で、
スペインは必死にペナルティエリアの中に入り込もうと攻撃、
現在の大会得点王FWビジャが、何度も突破を狙って1対1を仕掛けていきましたが、
イタリアDFも“らしさ”を発揮。
パヌッチ、アンブロジーニ、キエッリーニなどにファールすれすれのプレーで潰され、シュートまで持っていけず!
才能豊かなMF陣、シルバやイニエスタも全く手も足も出ない状態が前半から続きました。
お互いに決定打の見つからないまま、前半を終了。


後半も流れが変わらない中で、イタリアはカモラネージを投入、
スペインもサンティ・カソルラ、セスクと続けてピッチに送り出し、
お互いに攻めのリズムを変えるのに四苦八苦・・!



両者互角でした、互角過ぎて逆に飽き飽きしてきた頃、
後半終了のホイッスル。



延長戦も両者打開策が見つからないまま終了のホイッスル。



そしてPK戦に、いや‘世界最高峰のゴールキーパー対決’に突入。
ある意味マニアはこれがみたかったんじゃないでしょうか!
イタリアGKブッフォン、スペインGKカシージャスといえば、
長島か王かみたいな。それは言い過ぎか苦笑



結局、軍配はカシージャス率いるスペインに上がり、
準優勝した1984年以来24年ぶりの準決勝進出を決めました。


スペインはメジャー大会でベスト8以上に進めないというジンクスを、
見事打ち破りましたね。

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